2021.06.05 更新PR

綺麗な唇になりたい!美容外科いが教える3つの条件


メイクでは、唇の上にカラーや光沢を乗せたり、リップライン(境界線)を拡大したりできますが、プチ整形では「素材の立体感」をつくることができます。

 唇には「美しい基準=黄金比」がある一方で、メイクと合わせて個性を発揮するところでもあります。
 「アヒル口」に「ボリューミーなセクシーリップ」、「ちょいタラコ唇」など、まさに唇の印象がその人のキャラクターを象徴していますよね。

お手軽だけれど、デザインの幅が大きい唇のヒアルは、術者によって当たり外れの大きい「美容室みたいな施術」といえるでしょう。

そこで今回は美しい唇をつくる3つのコンセプトである「黄金比」、「個性強調」、「若返り」についてお話ししましょう。
黄金比というものは細かく線を引けば、いくらでも作れます。
 肝心なのは大雑把なバランスです。
 (鼻から―唇):(唇から―アゴ) の距離が 1:1.6 (黄金比)
 (上唇の厚み):(下唇の厚み)が1:1.6

上記が唇の黄金比だと言われています。
冒頭でもお話ししたとおり、唇は個性を強調できるパーツでもあります。
メリハリの効いた「アヒル口」はグラマーな印象を与える唇であり、魅力的な唇をデザインする上で参考になります。

 「魅力的な唇」には次の3つの条件があります。


(1)メリハリのあるグラマーな輪郭(キューピッド弓、舟型)

(2)上唇:下唇=1:1.6

(3)口角が上がっている




(1)のキューピッド弓とは、上唇の輪郭の形がキューピッドが持っている弓に似ていることからそう呼ばれています。
 また、上唇の下の輪郭が平坦だと、ボテっと野暮ったい印象になります。上唇の下の輪郭がキューピッド弓と平行にメリハリのあるカーブを描いていると、若々しく、立体的でキュートな印象を与えます。
これが「アヒル口」です。

 一方、下唇の理想の形とは、「舟型」のライン。
 多くの日本人は短調なカーブの「木の葉型」が多いので、両サイドにボリュームをプラスすると、ぽってりとセクシーに仕上がります。
加齢とともにコラーゲンなどの繊維が劣化するため、ヒフは本来のハリを失っていきます。
すると「リップラインのエッジ」がなくなり、丸くなります。

 唇を間近で見ると、ヒフと粘膜の境界線が尖っているのが分かると思いますが、この角が「エッジ」です。 このエッジが高く切り立っているのが若さの象徴です。

また筋肉や脂肪は痩せていき、歯や歯茎の骨も後退するため、唇は薄くなって口元全体が地盤沈下を起こします。沈下が進めば、唇や口上に縦ジワが増えていきます。

つまり唇の若返りでは「口元全体のボリューム回復」を最優先にしてほうれい線や口角のシワを治療しつつ、ついでに唇の厚みやエッジの高さを微調整するというプランになります。
アヒル口を作るには、ドクターの得意・不得意や、効果の出やすい人・出にくい人がいます。
 美容師探しと一緒で、理想のイメージを伝えるのは困難です。

プチ整形の際には、なりたい唇の写真を持参したりして、ドクターとイメージを共有するようにしてください。

(村山ひろと/ハウコレ)
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